姫路YMCAは「カンボジア歯ブラシ運動」に取り組んでいます。 このカンボジア歯ブラシ運動は、カンボジアの子どもたちに歯ブラシをとどけ、歯みがきの習慣化による歯科疾患の予防をサポートすることを目的としています。
第14回となるカンボジアスタディツアーでは、歯みがき指導とともにカンボジアの子どもたちとの交流をとおして、「出会い」と「わかち合い」を体験し、「ともに生きる」ことについてカンボジアの人びとといっしょに考えます。
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カンボジア歯ブラシ運動の歴史
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YMCAとは、
YMCA(Young Men’s Christian Association)は、1844年にイギリスのロンドンで誕生して以来、全世界に拡がり、現在は世界122の国や地域で活動を行ない、4500万人をこえる世界最大の国際的青少年団体です。姫路YMCAは、1949年に設立され、50年以上にわたり地域のニーズに応え、活動を行っています。YMCAは、生涯にわたる学習、国際教育、国際協力、地域協力、幼児教育、野外活動、健康教育などを通して、青少年の人格向上、その精神、知性、身体の調和のとれた発達と、社会と隣人に奉仕できる人間を育てることを目的としています。
YMCAは、民法34条により、生涯学習を推進する社会教育団体のNPO(非営利公益民間団体)です。 |
姫路YMCAの使命
姫路YMCAにつらなる私たちは、イエスキリストによって示された愛と奉仕の生き方に基づき、地域の人びととともに世界をみつめながら活動をすすめていきます。
- よりよい生き方ができるように、ウエルネス活動の場をつくります。
- 多様な生き方ができるように、生涯学習の場をつくります。
- 痛みや喜びをわかち合うことができるように、ボランティア活動の場をつくります。
- 文化の違いを理解し、世界の平和に貢献できる場をつくります。
- いのちを大切にし、支えあうことを喜びとし、生きがいのある生活をおくることができる場をつくります。
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姫路YMCA「カンボジア歯ブラシ運動」の活動と目的
YMCAカンボジア歯ブラシ運動は、
- カンボジアの子どもたちに歯ブラシをとどけ、歯みがきの習慣化による歯科疾患の予防を支援する。
- 歯ブラシをとどけるために現地を訪ね、カンボジアの人びとに「出合い」、私たちにできることを「わかち合い」、共感する体験をとおして「ともに生きる」ことを確かめるスタディツアーを実施する。
- そして、カンボジアの子どもたちが海外協力の対象ではなくて、ともに生きていく子どもたちであることの認識を深めるための写真展などを実施する。
その三つを活動内容としています。 |
カンボジア歯ブラシ運動の背景と経過
1991年夏、姫路YMCAの故 松崎 豊理事長がPHD協会のカンボジア・ミャンマー訪問に同行した際に、歯科医師であった彼はWCC(世界キリスト教協議会)カンボジアから要請されて子どもたちの歯科診療を行なったところ、貧しさのなかで歯ブラシがもてず、また歯ブラシによる歯みがき習慣がない現状を識り、歯科疾患の予防教育に取組む必要をつよく感じて、とにかく歯ブラシを贈ろうと呼びかけたのがカンボジア歯ブラシ運動の背景・動機となりました。
そして1991年から「カンボジアの子どもたちに歯ブラシを!」と呼びかけ、寄せられた歯ブラシを届けるとともに、1993・1994年のワークキャンプにつづいて1995年からカンボジアスタディツアーが実施されました。松崎氏の後、第2回より国際事業委員で歯科医師でもある英 和夫氏が、これまでに11回に渡り団長としてこの活動を支えてくださっています。
これまでのワークキャンプとスタディツアーで届けられた歯ブラシは、約50万本をこえることとなりました。また、スタディツアーでの教材を用いての歯科疾患予防と衛生の実習指導の結果、カンボジア南部タケオ州バティ郡教育委員会では学校教育のなかに歯科教育が導入されました。 |
| 正式名称: |
カンボジア王国 |
| 首都: |
プノンペン |
| 政治形態: |
議会君主制 |
| 人口: |
1350万人(2002年現在) |
| 面積: |
181,035平方キロメートル |
| 位置: |
カンボジア王国は、北はタイとラオス、東と南はベトナムと国境を接し、西はシャム湾(タイ湾)およびタイと国境を接しています。 |
| 公用語: |
クメール語 |
| 民族: |
カンボジア人は、一般的にはクメール人と呼ばれる多様な民族で構成され、クメール人が人口の93%を占めています。また、中国人、ベトナム人、チャム(ムスリム)、クメール・ルーと呼ばれる山岳民族など様々な民族も含まれます。 |
| 宗教: |
カンボジアの公式宗教は小乗仏教です。60,000人以上のキリスト教徒、約100,000人のクメール・イスラム教徒(イスラム教を信仰するクメール人)もいます。 |
| GDP: |
1996年度は一人当たり292米ドル |
| 通貨: |
通貨単位はリエル。4,000リエル = 1米ドル。 |
| 現地時間: |
グリニッチ標準時間 +7時間 |
| 住民: |
クメール人(総人口の93%) |
| 気候: |
最低平均気温は17度、最も暑い月は4月で38度まで上がることもある。
相対湿度、昼80%、夜90%。季節は、雨季(4〜10月)と乾期(11月〜3月)に分かれている。 |
| 歴史: |
旧フランス植民地のカンボジアは1953年に独立。以降20年におよぶ内線やベトナムの侵略を切り抜け、1993年、国連カンボジア暫定統治機構の平和維持活動によって総選挙が行なわれてカンボジア王国として再出発しました。
1975〜79年のポル・ポト政権下における社会改革では、国民の8分の1にあたる100万人以上が戦闘や飢餓、重労働や死刑で命を落とし、50万人余りがタイに亡命、さらに貨幣・財産・階層の廃止をもたらしました。
この改革とその後の内線の影響は未だに残っており、それは孤児や未亡人の割合が世界で最も高いことに現れています。
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